南仏インテリアのお話
フランスではここ数年、古びた田舎風なとか田園風なという意味合いのシャンペトルシャビーが大人気です。もともとパリッ子の憧れの地であるプロヴァンス。
電車2時間で行けるラベンダー畑が広がる楽園は、都会暮らしの息抜きの地なのです。
豊かな自然の中で日々の暮らしを大切に生きるプロヴァンススタイルの家具をインテリアに取り入れることで、
パリッ子は、古いものを大切にする心の豊かさやゆるやかに流れる時を感じているのかもしれません。
最近は、日本でもシャビーシックとして根付いてきていますよね。
シャンペトルシャビーの特徴は、ピンクや黄色土壁の色に自然に溶け込む、
白やベージュ、レンガ色など田園風景に自然に溶け込む素朴な色がベースとなっています。
素材は、木や素焼にぼてっとした釉薬の陶器、テラコッタやリネンなど。
ここに古くから使い込んだ味わいのシャビー感が加わって、
独特の温かみのある南仏インテリアが完成するのです。





